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2021年07月08日

意外と知らない粗品のマナー。人気のアイテムやノベルティとの違いについても解説!

開店祝いのイベントや展示会、取引先への挨拶回りなど様々なシーンで配布される「粗品」。しかし、中には“粗品を送る際のマナーについて詳しく知らない…”という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

「粗品」とは?

「粗品」とは、その名の通り粗末な品物を意味する言葉。しかし、本来の言葉の意味とは裏腹に、受け取った相手に気を使わせないように使われる呼び名でもあり謙遜の意味を込めて使われています。

 

もともと「粗品」という言葉は贈り物の謙虚な表現として使われていましたが、近年では主に商業目的として使われることがほとんど。例えば店舗へ来店されたお客様や、商品購入者へのお礼の品を配る際に「粗品」という言葉が使用されます。

「粗品」として配る商品は様々ですが、一般的には高価なものではなく、単品かつ包装も簡略化されたものが多いです。

 

 

【「粗品」と「ノベルティ」の違い】

ちなみに、「粗品」はよく「ノベルティ」と同一視されがちですが、それぞれ配布する目的などが異なります。

「ノベルティ」とは企業の認知度向上やイメージアップだけでなく、購入者の満足度を上げたり特別感を感じてもらったりといった商業目的で配られるもの。受け取った相手に自社の印象を残すために、配布するグッズには企業名やキャラクターの名前・ロゴが入っていることがほとんどです。

対して、「粗品」は取引先やお客様へのお礼の気持ちを込めた品物などとして配られるもの。企業だけでなく、個人でご近所への挨拶回りへ行く際に配布することも多いです。

 

「粗品」を送る場面

「粗品」は主に、以下のような場面で送られることが多いです。

 

・各種お祝い(開業・開店・開院・周年記念など)

・取引先への挨拶回り

・展示会やイベント

 

企業が「粗品」を送る際には、主に顧客や取引先への感謝の気持ちを込めて送ることが多いです。

また、企業だけでなく引っ越し先のご近所付き合いや、家屋を工事する際の挨拶回りにて個人で「粗品」を送るケースもあります。

 

「粗品」のマナー

続いて、「粗品」を送る際の基本的なマナーをご紹介します。

 

基本的に、書き言葉としてのし紙などに書かない

「粗品」という言葉は、基本のし紙などには書かないようにしましょう。

渡す際に“粗品ではございますが…”と口にすることはあっても、のし紙に「粗品」と書いてしまうと安っぽいイメージになってしまいます。そのため、のし紙には「御挨拶」「松の葉」と記載した方がベターです。

ただし、商業目的のノベルティとして配布するのであれば「粗品」と書いても問題ないでしょう。

 

誰でも使える&いくつあっても困らない同じものを選ぶ

一般的に「粗品」は相手によって贈るものを分けるのではなく、同じものを用意します。

そのため、誰でも使える&いくつあっても困らないものを選ぶのが定番です。例えば文房具やタオルなど、日常生活で使えるものなら送る相手を選ばないので喜ばれやすいでしょう。

 

「粗品」におすすめのオリジナルグッズ

最後に「粗品」として送るのにおすすめのオリジナルグッズをいくつかご紹介します!

 

■ボールペンなどの文房具

ボールペンやメモ帳、付箋などといった文房具は実用的かつ年代を問わず喜ばれやすいため「粗品」に最適です。

使用頻度も高いので、自社の名前やロゴマークを名入れしておけば後々存在を思い出してもらうキッカケにもなる可能性があります。

 

■タオル

「粗品」=タオルを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

タオルは何枚あっても困らないアイテム。掃除や入浴など日常生活のあらゆる場面で使えるため、喜ばれやすいです。

 

■エコバッグ・トートバッグ

近年ではレジ袋の有料化やSDGsの認知度向上など環境保全に対する意識も高まり、エコバッグやトートバッグなどといったグッズも人気です。

エコバッグやトートバッグはお買い物の際に荷物入れとして使えるだけでなく、イベントや展示会にて「粗品」として配布すれば資料入れとしても活躍します。

 

■マスク・マスクケース

コロナ禍の現在では、マスクやマスクケースを「粗品」として配布するのもおすすめ!マスクは飛沫だけでなく、花粉やホコリを防ぐのにも役立つため季節や時期を問わず喜ばれやすいです。

最近ではオリジナルデザインのマスク・マスクケースを配布したり、マスクと自社のチラシをセットにして配布する企業も増えています。

 

オリジナルグッズを作るなら、受け取る側の気持ちにも配慮しましょう!

粗品は日本の贈り物文化の一つです。

冒頭でもご紹介したように、「粗品」は謙遜の意味を込めて使われている言葉。“粗末なもの”という意味で相手にお渡ししますが、受け取った側も謙遜の意味で使われる言葉と理解しています。

 

しかし、いくら相手の理解が得られているという前提でも、受け取った相手にマイナスなイメージを与えないために、商品選びの際には一度受け取る側の気持ちにたつことが重要です。

例えば“社名・ロゴが大き過ぎて目立つもの”や、“メッセージ性が強すぎるデザインのもの”など、相手に受け取ってもらえないような(受け取る側が困ってしまうような)ものは避けた方がベター。相手が思わず手に取りたくなるようなオリジナルグッズづくりを目指しましょう!

 

ちなみに、弊社・コシオカ産業 MONOCOTO Design LABでは記事内でもご紹介したようなマスクやトートバッグなどといったオリジナルグッズを製作している他、”メッセージカード付きのマスク”も扱っております。

メッセージカードを添えれば、広告や告知などのプロモーションにも大活躍!より高い販促効果が得られるでしょう。

参照:https://www.koshioka.co.jp/lp/monocoto/

 

他にもこの時代のニーズにぴったりなオリジナル商品が多数ありますので、もしオリジナルグッズづくりに関して悩んでしまった場合は企画のプロがいるコシオカ産業 MONOCOTO Design LABにお任せください!

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