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コラム

2017年04月07日

【第2弾】ブランド戦略

ブランド戦略 ブランド戦略は今や第5の経営資源と言われています。
その昔、経営資源は「人」「モノ」「金」‥‥‥「この3つの経営資源を駆使して経営を行いなさい」‥‥‥こういう事でした。久しくこの時代は続きました。まだ世界成長のスピードが緩やかだったんですね。しかし、1990年代に入りスティーブ・ジョブズやビル・ゲイツが登場すると世界が一変します。

そうです‥‥‥‥‥情報化時代への突入です。これにより世界は急速に動き始めました。
もはや「人」「モノ」「金」だけでは不十分‥‥「情報」を活用しなければ企業成長は見込めない‥‥‥‥経営資源に「情報」が加味されるようになりました。

そして現代、世界の先進国ではモノが売れない時代に突入し、新たに第5の経営資源として「ブランド戦略(ブランディング)」が叫ばれるようになって来たのです。ブランド戦略とは、企業や商品において、他社または競合商品との区別を明確にする事で、企業価値や商品価値を高める付加価値戦略の事です。 これによる効果は次の通りです。

  • ① 企業の存在意義や知名度がアップする
  • ② 過当競争に巻き込まれずに収益性が担保される
  • ③ 指名買いをしてもらえる
  • ④ 顧客のファン化に繋がる

 

正に、モノが売れない時代にあってブランド戦略‥‥‥第5の経営資源は活用価値がありそうです。 企業ブランディングと商品ブランディングは若干異なる為、ここでは商品ブランディングについて話しをします。通常一般的に言われています商品ブランディングのポイントは以下の通りです。

  • ① コンセプトの策定(新たな概念)
  • ② 商品の差別化・優位性
  • ③ VI(ビジュアルアイデンティティー)の統一
  • ‥‥‥商品の場合、デザイン・カラー・パッケージなどの統一

 

大体この3つのポイントを抑えて落とし込めば良いとされています。しかし、私達はこれだけでは不十分だと考えています。

私達の会社でも、monocoto事業部におきまして、『誰かを幸せにする歓びを共に』というコンセプトの下、企画(コトづくり)~量産(モノづくり)までワンストップサービスによる商品ブランド戦略のサポートをしています。私達の商品ブランド戦略における切り口は上記とは少し異なります

企業の売上の方程式は、売上=顧客数×数量×売価×頻度で表わされます。

利益は上記方程式に利益率を掛けると利益額が導き出される訳です。全世界の企業は上記の方程式によ って成り立っています。モノが売れない‥‥売上が下がる‥‥利益が下がる‥‥‥‥という事は、上記 方程式の項目の何れかに原因があるという事です。

顧客数が減ったのか数量が落ちたのか頻度が落ちたのか
売価が下がったのか利益率が下がったのか

という事になります。この打開策・解決策にこそ商品ブランド戦略を活用すべきだと私達は考えます。 私達の切り口は、商品ブランド戦略を進める上で、まず競合商品や市場調査、顧客ニーズの分析を始めます。次にブランド戦略の方向性を決めます。

10%20%売価を上げられないだろうか?
数量を増やせないだろうか?
顧客数を増やせないだろうか?
顧客層を拡大出来ないだろうか?
頻度を上げられないだろうか?

‥‥‥‥‥という感じです。これらが決まれば漸く上記のように、その方向性に合ったコンセプトを策 定し、その方向性に合ったブランドネームを考え、その方向性に合った商品のデザイン、競合商品との 差別化を行い、パッケージを整える‥‥‥‥‥こんな順序で商品ブランディングのサポートをさせて頂いています。

「外見を整え安く売る」‥‥‥‥PB 商品には比較的この手法が多く見受けられ、私達消費者にとって も大変有難い事ではあります。しかし時代は、安いからと言って沢山売れる時代ではありません。 このような手法では、企業として上記の方程式に照らし合わせても結果は火を見るよりも明らかだと思 うのです。折角、商品ブランド戦略を活用するのであれば、皆が喜べるような戦略を取りたいものです ね。ただ一方で商品ブランド戦略を見事に活用されている企業があります。 それは‥‥‥‥‥セブンイレブンの「セブンプレミア」です。

通常より高い売価でありながら、競合商品との圧倒的な差別化、それを表現するパッケージなどのビジュアル‥‥‥‥‥‥ 私達消費者は、高くても納得の上、それらを買っています。 そして、その商品のリピーター‥‥指名買いをしています。

企業にとっても私達消費者にとっても、驚き・感動・喜び・ワクワクが共有出来、皆を笑顔にす る‥‥‥‥‥これが本当の商品ブランド戦略ではないでしょうか?

 顧客満足を高め、企業や商品、ブランドの“ファン”を育てるノベルティ>

 

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