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コラム

2022年04月14日

プロモーション戦略「3C分析」から「5C分析」へ

マーケティングに関わる中で、「3C分析」または「5C分析」という言葉を耳にしたことがあると思います。

3C分析とは、マーケティング戦略を描くために前提として理解しておくべき3つの要素を分析するためのフレームワークです。

最近ではこれらに2つの要素を足して「5C分析」が採用されることも多いです。

3C分析

3C分析とは「市場や顧客(Customer)」「競合(Competitor)」「自社(Company)」の3つの要素をまとめて分析し、成功への必須要因である「KSF(Key Success Factor:重要成功要因)」などを把握するマーケティング手法です。市場や顧客ニーズを知り、競合他社のシェアや評価を分析、自社の強みや課題などを洗い出すフレームワークとなります。

3Cに「協力者(Co-Operator)」をプラスする「4C」という概念も存在します。協力者とは、企業間同盟などのアライアンスにより、ビジネス強化を図るための要素です。

5C分析

5C分析とは「市場や顧客(Customer)」「競合(Competitor)」「自社(Company)」「顧客の顧客(Customer’s Customer)」「顧客の競合(Customer’s Competitor)」という5つの要素からなるフレームワークです。

基本的には3C分析から派生したものといわれ、顧客から見て妥当性があるかを判断する「顧客の顧客(Customer’s Customer)」や、業界全体を広義で捉える「顧客の競合(Customer’s Competitor)」の代わりに、「社会背景(Context)」や「協力者(Collaborator)」をプラスする概念も存在します。

デジタル化が進んだ現代では、他社のサービスを提供したり、個人間で行われる取引をサポートしたりするサービスなどが誕生しました。そのため、3C分析の3つの要素だけでは分析し切れず、2つの要素を足した5C分析が主流となりつつあります。

3C分析よりは労力がかかりますが、より細かく分析をすることができ、精度の高い施策を考えることができます。

最後に

コシオカ産業では“効果が分かる“プロモーションを意識したノベルティをご提案しています。

経験豊富なスタッフが企画/デザイン/制作までワンストップで対応、お気軽にお問い合わせください。

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