2010年10月08日
仮説そして検証
皆さん、こんにちは!
朝晩は随分涼しくなって来ましたねぇ。
季節の変わり目ですので、皆さん お身体には呉々もご慈愛下さい。
さて今週は、暗いニュースが多い昨今にあって、嬉しく、明るいニュースが飛び込んで来ました。
ノーベル化学賞の受賞です。
日本経済が疲弊している中にあって、化学分野をリードしている事実に安堵感を覚え、勇気付けられる思いです。
受賞された先生方は、北海道大学名誉教授の鈴木章先生とアメリカパデュー大学特別教授の根岸英一先生です。
その受賞理由は「有機合成におけるパラジウム触媒クロスカップリング」と云う事だそうです。
私は理数系が苦手で、特に物理、化学はカラッキシ駄目でしたので、基礎知識がなく受賞理由を聞いても何の事サッパリわかりません???
しかし、そのゴールにたどり着くまでのプロセスは、どの分野においても仮説、検証の繰り返ししかないのではないかと考えます。
どの分野においても、まずは基礎知識そして専門知識が最低限備わってないと駄目です。
そこを勉強しないと上記の私の様に、理解すら出来ません。
そして次に経験です。
経験を重ねて行く事で、基礎知識や専門知識と云うものが本質的、潜在的に理解出来る様になります。
次のステップでは、自身の意識が大きく作用します。依存からはじまり、やがて自立へ、相互依存へと精神を成長させて行かなければなりません。
いわゆる「主体性」を持ち、責任を貫く意識が必要になってくるのです。
ここまで来れば自然と今置かれている立場で何を成すべきか?と云う事が湯水のように溢れ出します。
そしてそれらに優先順位を付け目標に向かって進み出すことになります。
次に必要なものは、それらを形づけて行く上で具体的な政策、青写真を作成するスキルがなくてはならないと思います。
いわゆるこれが仮説とよばれるわけですが、一つの政策だけで答えが出るわけではありませんので、これを検証し記録し精査した上で又仮説を導き出し実行を重ねるといった行動を繰り返しながら、やがてその結果が得られるのだと考えます。
加えて言うと、結果が出るまで 諦めない精神力も要求されます。
私達の俗社会では、ノーベル賞の様な結果は無いとは思いますが、それぞれの立場で結果を残して行く事は可能です。
失礼ですが、ご高齢の両先生が結果を求め、諦めず仮説、検証を行ってこられたご努力に、頭が下がりますし、自分に置き換えて考えると恥ずかしく感じます。
皆さん、両先生に負けない様それぞれの立場で結果を残す為の仮説、検証と云う行動を愚直に積み重ねて行きましょう。
諦めない限り、必ずいつか結果が伴って来るはずです。
鈴木章先生、根岸英一先生、本当におめでとう御座いました。
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