2011年04月29日
基準
皆さん、こんにちは。
今日から、いよいよゴールデンウィークですね。
最長で10日間もの休みがある方々もおられる様です。
その時間の使い方は、人様々ですが、今年は被災地でボランティアをするという人達も数多くおられる様です。
皆さん、有意義なゴールデンウィークをお過ごし下さい。
さて、話は変わりますが、昨日 弊社では半年に一回のISO(品質マネジメントシステム)の外部監査の日でした。
一時は、猫も杓子もISOを取得することに躍起になっていた様に思いますが、最近では、ISOも影を潜めた感があります。
恐らくその理由としては、公共事業などの入札において、ISOを取得していることが条件になった為、ISOの運用が目的ではなく、ISOの看板を取得しさえすればよいとの考えで、とられた企業が多くあったのではないか?と思います。
そして運用して行く中で、意味を分からず行ってしまいますので、それぞれの業務において、適当に処理をしてしまうことになります。
そうなれば、業務の負荷だけが目立ち、実質的な運用がなされていなければ、その会社の品質を保つことは出来ず、また、その様な会社が増加して来ると、ISOの持つ信頼性が失墜することになり「ISOを取得しているからといって、会社の品質が担保されているわけではない」と、多くの人達が感じ始め、ISO離れをしているのだと考えます。
これは何もISOに限ったことではありません。
会社には多くの人達が働いています。自分1人位ならと思いがちですが、その考え、言動が、やがて会社全体の信頼性を失うことにも成りかねないのです。
かくゆう私達も恥ずかしながら、意味を理解し、100%実質的な運用がなされているわけではないというのが現状です。
しかし、私はISOを取得することを目的とはしておらず、1つの弊社における品質マネジメントの基準と捉えています。
私が社長に就任するまでは、品質マネジメントの基準は、無いに等しく、個々のスキルによるところが、ほとんどだった為、極端にいうと100か0の状態で、仮に100をとる人がおられても、それは、あくまで弊社スタンダードしかなく、私も含めて井の中の蛙というところでした。
本当に企業として、一過性のものではなく、地に足をつけた状態で、着実に成長して行く為には、その基準を高い位置に設定し、それに見合う人材を採用し、教育を施し、誰もが当たり前の様にその基準を行っているという状態になって、はじめてスタートラインかなぁと考えています。
1つの業務を行う時、クライアントや仕入先を選定する時、売価、仕入価格、商品の品質、指示や判断・決断する時、教育、人の品質、資料を作成する時、などなど書き出せばきりがありませんが、仕事において、人生において、何かしらの基準をもとに行動しているはずです。
当然ながら直感による行動もありますが、その多くの場合は自分なりの基準のもと人は行動するものです。
会社において、私が基準を設定する際には、次のことに注意をし考えるようにしています。
原理原則で本質的に間違いないか? これは少し哲学的な部分ですが、会社とはどうあるべきか?人とはどうあるべきか?
これを最初に考えることで、間違った方向には行かないと考えています。
そして、仕事の基準は、それぞれ異なると思いますが、出来るだけ、今現在は自社スタンダードにならないように心掛けています(トヨタの様になれば別ですが…)
人の教育基準は、弊社だけではなく、社会人として、また、どこでも通用する国際人にしてあげたいという思いを基準に据えています。
そして、私も会社も少しずつでもいいから、その基準を高くしていかなければならないと、強く考えています。
そうすることが、企業価値を向上させることに繋がって行くのだと思うのです。
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