2011年05月06日
18年
皆さん、こんにちは!
ゴールデンウィークも残すところ、あと僅かですが、今日から仕事という方も多いのではないでしょうか?
皆さんのゴールデンウィークは如何だったでしょうか?
各行楽地も大分 客足が戻って来た様で、一時の自粛ムードから、少しずつ前に進んでみようという思いが芽生えてきた感じがします。
私はというと、東京に戻り、近くに出掛けたり、演劇や映画を見たり、家族と食事に行ったりなど、たわいもないことですが、日頃はなかなか出来ませんでしたので、久し振りにのんびりした時間を過ごし、心身共にリフレッシュできた様に感じます。
リフレッシュと言えば、この前懐かしい友人の連絡先が18年振りにわかり、ここ2,3日メールのやり取りをしていました。
この様なことも、心を穏やかにしてくれます。
以前このブログでも書かせて頂いたと思いますが、エクアドルに永住をした友人です。
その昔は、野球をしたり、麻雀をしたり、ゴルフをしたり、飲みに行ったり、又正月には必ず会っていました。
もうかれこれ、30年以上も前の事です。
彼がエクアドルに行ったのは、確か仕事の関係だったと記憶しています。 彼は天理大学を卒業して、中堅商社に就職をしました。
車輌の修理部品を販売するという仕事で、特に発展途上国では新車を購入することは困難な為、修理部品の需要は高く、又大手商社もあまり行かないので市場があるということで、エクアドルに行きました。
しばらくは日本とエクアドルを行き来していましたが、そのうちにエクアドルに住む様になり、商社マンから独立をして、商社のエイジェントとなり、今でもその仕事をしている様です。
今はどうかわかりませんが、当初は半年働いたら、半年は遊んで暮らせる。と言っていたものです。
彼は男兄弟が多く、確か四男だったと思います。長男ではないのは確かです。
私は長男ですので、若い頃はその自由奔放な生き方が、羨ましくもあり、輝かしくもある気がして、よく「お前はええなぁ、気楽で」と言ったものです。
その彼も、エクアドルの方と10年前位に結婚したらしく、メールで奥さんと子ども二人の家族写真が送られてきました。
それを見ていると、「よく、ここまで頑張ったなぁ」と感極まります。
右も左もわからない、助けてくれる家族や友達もいない、恐らく行った当時は言葉も完璧ではなかったはずです。
不安で不安で仕方なかったのではないか?と思うのです。
何があって彼がエクアドル永住を決めたのかはわかりません。
しかし、その行動力、バイタリティーには友達ながら、感服します。
そしてここまで、結果を残すと、「気楽でええなぁ」と言った言葉を撤回しお詫びをしなくてはならないと考えています。
運命はその人の努力次第で変える事が出来ると思いますが、この世に生を受けた宿命だけは変える事は出来ません。
彼が四男に生まれ、私が長男として生まれた宿命を持ち、互いの運命を切り開く為に、様々な経験と苦労を重ね、18年振りに「互いに頑張ったなぁ」と言い合えた事が、何より尊いのだと感じました。
彼も若い頃はがむしゃらに頑張ってきたのでしょうけど、50歳という節目を迎え、気持ちのゆとりと懐かしさ、寂しさから連絡を何とか取りたいと思ったのでしょう。
彼も又いい歳の取り方をしていると思います。
今度いつ彼と会えるかはわかりませんが、互いにこの18年の話を、時を忘れてすることになるでしょう。
一回りも二回りも人間的に成長した彼に会うのが楽しみです。
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