2011年06月13日
訪中
皆さん、こんにちは!
実は、私は今、中国上海に来ています。 聞くところによると、中国でも梅雨はあるみたいで、こちらも今日は(6月10日)、生憎の雨模様です。
日本もこの週末は、生憎の空模様みたいですね。
いつもながら、中国に来るときは相変わらずのハードスケジュールです。
今回は中国での生産体制、ネットワークを再構築するということが目的で3年振りに訪中しました。
まず青島で一泊、ついで自社工場のある連雲港に移動をして一泊、そしてコウイン、常州、上海、台州と移動を重ね十数社の視察を行いました。
いつも訪中して感じることは、その技術レベルの日進月歩も去ることながら、インフラのスピードです。
今回最も強くそれを感じたことは、新幹線網の充実です。
当然ながら、この巨大化している中国にあって、充分とは言えないわけですが、そのインフラスピードには感心させられます。
インフラというものは、必用な時に必用な設備が備わっていないと意味がないと思うのです。
例えば、日本のリニア構想にしても、もう何十年もテスト走行をしているにも関わらず、未だ実現には至りません。
これでは、国の成長を鈍化させるだけです。
安全性を担保することは最も重要であることは言うまでもありませんが、期限を決めて実行することも同様に重要なことなのです。
これは仕事においても相通ずるところがある様に思います。
それに引き換え、中国の場合、びっくりするほどのスピードでインフラは進んでいます。
今回は何回か新幹線を利用して移動しましたが、数年前には考えられない位、利便性が格段に進歩したと思います。
上海の大型ステーションは3つ位あります。
虹橋駅というところには、プラットホームだけで20以上はあると思います。
駅はさながら空港の様に大きく、構内もヨーロッパの駅を感じさせる風情があります。
上海を拠点に縦横無尽に主要都市には繋がっているというイメージです。
何千、何万という新幹線の製造、何万というレールの製造、駅の建設、またそれに付随するアクセス網の建設及び整備、全く考えられないスピードでインフラが整備されていっています。
これがここ5年位の出来事なのです。
今後、主要都市同士を結ぶ外環新幹線の様なものが出来ると、飛躍的に経済圏が広がるのではないか?と思われます。
ただ不便に感じるところは、チケットを購入する際、中国人であれば身分証明書、外国人であればパスポートのチェックがないと買うことが出来ません。
これには、ダフ屋を防止するという目的がある様です。
又、入場する際には、空港と同様に全員の手荷物検査が実施されています。
安全性というところから見ると担保されている感じがしますが、反面、実施しなければ、安全性が損なわれるということなんだろうと考えます。
安全性というところでは、今後、日本の新幹線の各駅でも実施した方がいいのかもしれませんが…?
今中国は、様々な問題を抱えつつも、その勢いを目の当たりにして、やはり、この21世紀は善きにつけ、悪しきにつけ中国の時代であると改めて感じた次第です。
尚、中国からの送信がままならず、本日(6月13日月曜)の更新になってしまったことをお詫び致します。
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