2011年08月06日
ハインリッヒの法則
皆さん、こんにちは!
何か天候が、不順な日が続きますね。もう、夏休みにも入りましたし、お子さん連れでの、海や水辺でのレジャーには、十分に注意をしたいですね。
さて、今週はアメリカの国債償還債務不履行疑念を発端として、世界同時株安そして、円高の加速など、世界経済の先行きが不安視される様相となりました。
情報のインフラなどにより、益々世界が小さくなってきた感じがします。 ほん10年位前には、私達の会社が中国に工場を設立することなど、考えもしませんでした。
私達、中小企業においても、もはや日本内だけの視野では立ち行かなくなって来ています。 グローバルな視野と見識が問われる様になってきたわけです。
この小さくなってきた世界で、私達はこれから闘って行かなくてはなりません。
そして、その闘いのキーワードは「品質」だと考えています。
品質には、製品の品質、仕事(プロセス)の品質、人の品質があり、これらの品質を向上させなければ、勝てないと思います。
品質とは、お客様の期待に対するギャップだと、ある本に書かれてありました。
劣っていれば、クレームや不満になり、期待を超えていれば、お客様に喜びを与えることが出来ます。
製品や人の質が、お客様の期待を超えていれば、お客様に喜んで頂くことになり、仕事(プロセス)の質が、高ければ、後工程の人達に喜びを与えることが出来るのです。
今の時代において、メイドインジャパンは世界的に見ても、ブランド価値が高いわけですが、ブリックスと云われる国々の経済成長を考えても、あと何十年、その製品の品質だけで、闘えるのか?疑問を持たずにはいられません。
ゆえに製品の品質に加え、人の品質、仕事の品質を向上させる必要があるわけですが、昨今、私が感じるところ、メイドインジャパンというブランドとは裏腹に、人、仕事の質は、ややもすると低下してきているのではないか?と危惧しています。
上述の様に、世界が小さくなってきた為、考えなくてはならない範囲、勉強をしなくてはならない範囲が、格段に増加したということはあると思いますが…
私も日々、ミーティングを行っていますが、やはり浅い見方が多い気がします。
人、仕事の質を向上させるには、もう少し広く、もう少し深く、何事にも対峙する必要があります。
労働安全の世界で有名な「ハインリッヒの法則」というものがあります。
この考え方は、1件の重大災害の背景には、29件の軽微な事故があり、さらにその背景には、300件のヒヤリとしたことやハッとしたことが隠れているというものです。
私は日々、起こってしまったことより、どうして起こったのか?どのように対処、是正するのか?を教え、考えさせる時間を重要だと考えています。
軽微の事柄に、愚直に対処することにより、重大損失が発生しにくい会社になりますし、さらにもう1歩踏み込む考え、意識をもつことにより、物事に対する思慮深さを養うことにもなり、やがて、人、仕事の質が、自ずと向上させるものと思うのです。
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