2012年01月15日
2012年経済動向
皆さん、こんにちは。
今週末までは、挨拶回りや賀詞交換会にお忙しかったのではないでしょうか?
来週からは仕事も正常化されいよいよ今年も本番というところだと思います。
年初ということもあり、今年の経済動向について少しお話をさせて頂きます。
私も年始めには経済評論家の人達の話などを聞きながら、「今年はこの様な年になりそうだ」と頭に入れ、方向性を誤らない様に仕事を進めて行く様にしています。
まずは世界の経済を抑えておきましょう。
経済規模を確認すると、最大の経済圏はEUでGDP16兆ドル強、ついでアメリカ14兆ドル強、中国6兆ドル、日本6兆ドル弱となっています。
世界経済または日本経済において、いうまでもなく、この4大経済圏の動向如何によって、大きく左右されることになります。
しかもこの4つの経済圏とも、それぞれの問題を抱えているのが現状で、各国のトップの舵取りが重要視される年になるわけですが、今年は中国を始めトップの交代があちらこちらであります。
これら交代したトップの考えも反映されると考えますので、現状の把握 そして課題は認識出来ても、その解決方法はいささか不透明な要素を含んでいると言わざるを得ません。
アメリカ経済は企業業績を見ると順調に回復傾向にあると思います。
ただ、財政赤字を削減して行く方向にありますので、今まで世界消費の約20%を消費してくれていたお客様てあったわけですが、今後はその市場も縮小傾向に進むのではないか?と考えます。
中国経済においては高度経済成長は終わり、物価の高騰、不動産投資や株式投資のソフトランディング、生産年齢人口のピークアウト、格差といった課題はあるものの8%位の成長は見込めるのではないか?と思います。
日本経済においては、復興需要もあって、イオンやセブンアンドアイでは急激に業績が回復していますし、コンビニの出店を大幅に増加させるとの発表もありました。
これにより消費が促進され、国内製造会社にあっては、業績改善に繋がることになるだろうと考えます。
まだ輸出産業においては為替が急激に円安になることは考えにくいのでゆるやかな回復になるのだろうと思いますが、国内景気にあっては比較的早くに回復基調に進むのではないか?と考えています。
問題はEU です。 ポルトガル、イタリア、アイルランド、ギリシャ、スペインいわゆるPIIGSと言われる国々の金融危機です。
これらの国々は財政赤字かつ経常赤字ということです。
企業でいうならば、借入金が沢山ありかつ損益でも赤字ということです。
企業なら利益の中から返済していくわけですが、利益は出ない、それを補填する為にまた借入をするという状態です。
これを続けて行けばどうなるか?は誰でもわかりますが、乱暴にいうと ピッグスの国々は今、その様な状態にありかなり危険です。
世界最大の経済圏であるわけですからこの動向がもっとも気になるところであります。
今や、日本だけで物を見ていたのでは、その方向を間違え兼ねません。
世界の動向に注視しながら、自分達の行く道を決定しなければならないと思うのてす。
何かの参考にして頂ければ幸いです。
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