2012年02月17日
百聞は一見にしかず~part1~
皆さん、こんにちは!
今は東京です。
昨夜、東京に入りましたが雪が舞っていてかなりの肌寒さです。
この週末はこの冬最後の冷え込みということだそうです。
乾燥期間も長期になりますし、それに伴い空気も乾燥していますので、風邪やウイルスが蔓延しやすい状況です。
部屋では適度の湿度を保つことが肝要のようです。
話しは変わりますが、ある資料に興味深かい内容が載っていましたので、今日はそのことについて触れたいと思います。
「百聞は一見にしかず」という諺があります。
これは皆さんもご承知の通り、百回繰り返し聞いても、実際に一度見る・体験することには及ばないという意味合いです。
しかし、この「見る」にも様々な「みる」があるそうです。
まずは「見る」 これは単に表面的にものを「みる」ということだそうです。 また「視る」もこれと同じ意味合いです。
次に「観る」 これは過去の経緯や経年変化をも「みる」ということを意味しているそうです。 つまり、表面的に見えているだけではなく、時系列でそのものを捉えるという見方です。
そして次に「察る」 これはそのものの内面に踏み込んで、その背景や意図、目的、本質を掴み取ろうとする見方ということだそうです。
私は会社のスタッフにもっと時間軸を長く、そしてもっと深く物事を見なさいという話しをよくします。
上述のような定義から考えると、表面的に起こっていることだけをただ「見る」のではなく、時系列で物事を「観て」、その意図・本質を「察なさい」ということになります。
つまり「観察」とはこういうことで、その力を付けて行く必要があると考えます。
表面的な「見る」や「視る」ということだけでは、物事は掴まりきれません。
観察力がそなわることによって「百聞は一見にしかず」となるのだと思います。
そして最後に「診る」です。
これは「見る」「観る」「察る」この3つの観点が備わることで初めて、「診る」ことが出来るようになるとされています。
この「診る」は、3つの観点から判断し、具体的な行動に繋げるという意味の「診る」だそうです。
お医者さんを想像して頂ければ、解りやすいかもしれません。
お医者さんは表面的に「見る」ことは当然しますが、それだけでは病気を治すことは出来ません。
いつからそのような症状が出ているのかを「観て」何が原因でそのような症状が起こったのかを「察る」そして全ての情報、状況から判断して、このような治療や処方をして下さいます。
これがいわゆる「診察」です。
私達の会社や仕事においても、やはり同じことが言えるのではないでしょうか?
行動を伴わない、認識や知識や情報といったものは何の役にも立ちません。
自分自身が行わなければならない仕事において、「見」「観」「察」まで物事を「みれる」ようにまずはならなくてはなりません。
そして診断し、処方という具体策を講じ、行動に移す。
また、時系列でその処方が正しかったか?否か?をチェックする、これを継続的に出来て、回りから信頼されるお医者さん(人物)になるのだと思います。
表面的な「見る」だけでは、「百見」したとしても、「百聞は一見にしかず」とはならないでしょう。
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