2012年07月06日
スティーブ・ジョブズ
皆さん、こんにちは!
蒸し暑い日が続きますね。
梅雨もまだ開けそうにもないですし、スッキリとした天気とは行かない感じです。
そんな中で九州を中心に記録的な大雨が続き、その被害も深刻なようです。
被害に逢われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
さて、私達は、この7月から新しい年度に入りました。
更に営業の効率化、促進を計るという目的で、ipadを導入しました。
これは言わずと知れた、アップル社創業者のスティーブ・ジョブズ氏が開発された商品です。
そして、現在私達は当たり前のように使っています。
「世界を変える」彼が、しばしば使ったフレーズです。
しかし、若き日のジョブズは「成功を約束された若者」ではありませんでした。
大学は一学期だけで中退し、お金もなければ、人脈もなく、ゲームメーカーのアタリ社で働く、夜勤のエンジニアにしか過ぎませんでした。
やがてジョブズの回りに天才エンジニアのスティーブ・ウォズニアックや資産家のマイク・マークラ達が集まりアップル社を立ち上げ、やがて世界を変えるほどのコンピューターを作り上げることになるのです。
ジョブズは言います。
「お金が先にありきで仕事をしている人が成功を納めたことを見たことがない。まず必要なことは、夢や大義であって、自分達のアイディアを広めたいという絶対に諦めない情熱である」と。
創業当初、当然ながら潤沢に資金や人材があるわけではありません。
その時期、彼は人をヘッドハンティングする時も、仕入先が受注を渋っている時も、投資家達に何度断られても決して諦めることはありません。
「相手の『ノー』から本当の仕事は始まる」
これが彼の1つの答えです。
彼を形容して「天才」「奇才」「寵児」「革命児」「独裁者」など、どちらかというと、人知を越えた感のある言い回しが数多く見られます。
私は個人的に、ジョブズには、エジソンやアインシュタインと同様の匂いを感じます。
創業時の開発商品もさることながら、アップル社を追放され、その時期、ジョージ・ルーカスから買いとった会社を「ピクサー」と命名し、ここから誕生した作品「トイ・ストーリー」は映画界に革命を巻き起こし、やがてアップル社に復帰、iMacという大ヒット商品をかわきりに、iPod、iPhone、iPadと立て続けに大ヒットを連発し、世界に変化と衝撃を与えました。
休む間もなく、次から次へと挑戦し創造していくのです。
その原動力は「私の最高傑作はネクストです」という彼の考え方です。
これは、かのウォルト・ディズニーの考えと酷似しています。
ウォルト・ディズニーはいつもこう言っていました。 「私達の値打ちは次回作で決まる」と。
その精神が受け継がれ、現代でも魅了して止まない「ディズニーワールド」を築きあげているのかもしれません。
ジョブズのブラックホールのような多角的で多様性のある考え方の前では、1つや2つの切り口では到底語り尽くせるものではないと思いますが、まず「相手のノーから本当の仕事は始まる」という絶対諦めない情熱、そして、「今回より次回はもっと優れたものを創る」という飽くなき向上心は、私達にでも心構えとして出来ることではないでしょうか?
閉塞感のある時代が続きますが、皆さん!!「宇宙に衝撃を与えるような仕事をしようではありませんか?」
最後に、ジョブズの功績を語る上で、これだけ端的にわかり易い言葉はないと思いますのでご紹介します。
ご存知の方々も多くおられると思います。
これはスティーブ・ジョブズの死に際し、アメリカ大統領バラク・オバマが発表した、追悼の言葉の一節です。
まぁアメリカ大統領が一人の死に言及する事事態、偉大であるわけですが…。
「スティーブは、アメリカが誇るイノベーターの一人だった。世界の多くの人々がスティーブの発明した機器によって彼の死を知ったという事実ほど、スティーブの成功を如実に物語るものはないでしょう」と。
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