2013年03月15日
鎖国
皆さん、こんにちは!!
3月も半ばになり、気候も随分よくなって来ました。
ただ、この時期は花粉の季節で、今年は例年の7倍という話しも聞きます。
「今年から発症した」という方も中にはおられるのではないでしょうか?
私も若干ではありますが、花粉症になっていますので、日によって、目が痒いとか鼻がグチュグチュいうという様な症状が出ます。
私より酷い方は沢山おられると思います。
この時期、お辛いでしょうが、対策や処置を充分にして臨んで下さい。
さて、今、政治の世界ではTPP交渉参加問題で議論が白熱しています。
代々の方向性は、5つの聖域を設けて交渉参加というところで落ち着きそうです。
今回、一番反対をされていたのは、農業関連の人達だと思います。
例えば、米を例にとると、今までは、高い関税に守られていた側面があります。
これは、自給率が低く、また、米を主食とする日本にあって、米農家を守ることや食の安全という観点から、その様な政策を続けて来たのだろうと思います。
今回、聖域なき交渉ということになれば、安い米が輸入される様になるでしょうし、米農家の方々にとっては死活問題になり兼ねません。
加えて、食の安全にも疑問が残る、この様なことから反対だということです。
総論賛成、各論反対と言われる様に、それぞれの立場によって捉え方が違うのは仕方がないことだとは思います。
しかし、私の考えとしては、聖域なき交渉もやむ無し、と考えています。
聖域を設けるということは、その分野には海外から商品やサービスが入りにくくなることを意味します。
極論で考えて、その分野の商品やサービスが海外から1つも入らない状態だと考えると、もはやその分野のみ鎖国状態と変わりません。
これは、歴史が示している様に、鎖国状態というのは決して良い状態であると思えませんし、いつまでも続くことはありません。
世界から取り残されてしまいます。
その昔も鎖国を解く時、様々な方がそれぞれの立場で賛否両論あったことでしょう。
結果、門戸を開いた時も、その商品・サービスの価格や品質に、商人達は戸惑いを覚えたことでしょう。
また、当事は検疫や品質検査なども現代と違って粗末なものだったのではないでしょうか?
しかし、門戸を開いたことによって、日本も貿易をすることになり、文化や文明が豊かになったということは、紛れもない事実です。
翻って日本が交渉参加せず、アメリカ主導のTPP の枠組みが出来上がってしまえば、参加国対日本は鎖国状態に近い形になるのではないか?と危惧します。
従って、今後の日本を考えた時、交渉参加には様々な議論があった訳ですが、取り敢えず交渉参加という方向性で進んでいることには安堵しています。
果たして平成の鎖国解放は、参加国間でどの様な議論になって行くのでしょうか?
動向を見守りたいと思います。
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