2013年11月11日
食品偽装疑惑
皆さん、こんにちは!!
寒くなって来ましたね。
今週は、特に冷え込みが強かった感じがします。
ただ、週末に掛けては若干、寒さが和らぐ様ですが…。
もう、この時期になると、忘年会の予定なども決まり出しているのではないでしょうか?
私はというと、12月の各週末は殆ど予定が入ってしまいました。
これからは、慌ただしく、それぞれの行事や予定をこなしながら、年末へと向かって行くのでしょうね。
さて、ちょっと前ですが、食品偽装疑惑が社会的に大きな問題となりました。
阪急阪神ホテルズの複数のホテルで提供している料理の食材が、表記している物と異なるとの発表があり、表面化したのでした。
その後、リッツカールトン、ルネッサンスサッポロホテル、と相次いで数年前からの食品偽装疑惑が明るみになりました。
それ以外でも、帝国ホテル、プリンスホテル、東京ディズニーリゾートなども同様の食品偽装疑惑が判明しています。
名だたる一流ホテルばかりです。
私達はそこに行く事で「安心・安全」は当然担保されていると思い込んでいます。
そして、そのホテルの雰囲気・サービスも相まって、出された物を決して安くない金額で、何の疑いも無く支払って、気分良く納得をして帰る訳です。
それは、そのホテルの「ブランド力」そのものでした。
そこには、私達とそのホテルに対する長年の「信用」が存在しています。
これが、私達とホテルとの関係性を保って来てくれたのです。
残念ながら、今回の食品偽装疑惑により、その関係性は大きく損なわれました。
「信用」を築き上げるには、長年の誠実な努力の積み重ねが必要で、一朝一夕に築けるものではありません。
しかし、その「信用」を無くすのは、一瞬です。
1つの不誠実な対応や言動が、全てを根底から崩壊させてしまう可能性があるのです。
私達も、他人事ではなく、肝に命じて置かなくてはなりません。
この度の、一連の問題は、食品の誤表記なのか?偽装なのか?と論点になっています。
単なるミスか?組織ぐるみか?という事です。
偽装をして、不正に利益を上げる為に行っていたとしたら言語道断ではありますが、私の見解としては、誤表記だとしても同じです。
そんな論点が問題ではないと考えます。
誤表記であれば、誰がその表記をしたのか? 単純なミスをする人が、その表記の責任者なのか? その程度の意識の人材しかいないのか?または、その程度の教育しかしていないのか?
料理であれば、誰がその料理を作ったのか? 食材もわからない人が料理を作っているのか? などなど。
もはや、誤表記であっても上記の事が疑問に感じてしまいます。
よしんば、誤表記だとしても、上述からして一流ホテルと云うには程遠く、二流・三流と言わざるを得ないと思います。
従って、誤表記であれ、偽装であれ、問題は一緒で、その体質にあると考えるのです。
大手企業も、社長と云えどもサラリーマン化する中で「儲け第一主義」となって行った体質に、根深い問題があると思うのです。
オーナー社長の会社では、この様な問題は少ないと思います。
創業者は、どの様な思いで会社を設立したのか? 自分達は、何をする事で、お客様に喜んで頂くのか?
創業精神に立ち返り、それが隅々まで反映される様な組織体制を構築する必要が、先ずもってあると考えます。
会社にとって、「信用」は無形の財産です。
人も同じです。
人も「信用」を得るまでには、誠実な努力を重ねなくてはなりません。
1つの不誠実な言動で、その人の「信用」も無くなってしまうのです。
会社の無形の財産「信用」を築き上げ続ける為には、社員1人1人の誠実な努力の積み重ねが必要です。
それが、やがて周りからの信頼を得て「ブランド」としとの価値を生み出す事になるのでしょう。
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