2014年03月28日
中国視察
皆さん、こんにちは!!
随分と暖かくなって来ました。
大阪においても桜の開花宣言があった様です。
今週末~来週末に架けて花見も本番という感じでしょう。
楽しみなシーズンです。
皆さん、余り飲み過ぎない様、ご注意を下さい。
さて、話は変わりますが、今週月曜日から木曜日まで、中国に行って来ました。
今回の視察は、広州及び桂林という所です。
広州は緯度的に沖縄より下に位置しますので、この時期でも30℃位あり、最早、夏といった気候でした。
広州は中国でも早くに拓けた都市ですので、発展のスピードと都市開発がリンクしていない感は否めず、無理矢理、建設した大都市という感じです。
中国最大の展示会、広州交易会も毎年2回、ここ広州で開催されています。
その開催期間は約1カ月にも及び、出展企業は約24,000社、世界210にも及ぶ国や地域から約20万余人が来場する展示会です。
今回、広州に行った目的は、自社商品の生産委託先を視察するという事でした。
自社中国工場もありますが、素材が異なり、自社での商品生産は困難でした。
調査をすると、広州にその商品を生産出来る所がありましたので行って来た次第です。
的を得た企業でしたので、私達が依頼する商品は難なく出来る感じです。
ただ、ビジネスの方法として面白いと感じた事があります。
私達が連れて行かれた所は、工場でも、その会社でもなく、展示場でした。
その会社の商品が並んでいる訳ですが、それ以外にも、有りとあらゆるカテゴリーの商品も展示をされていました。
聞く所によると、どうも自社商品ではない様です。
恐らく、広州近郊のローカル企業が連携をして、一大展示場を運営し、そこに各社の商品を展示する、この様なスタイルをとっている様です。
これは、面白いやり方、見せ方だと感心しましたし、ローカル企業の知恵とも云うべき方法です。
私達も、思わぬ副産物に、自社商品の生産委託も去る事ながら、他のカテゴリーへの可能性も視野に入れながら、かなりの時間を費やし展示ブースを隈無くチェックして来ました。
まぁ~云わば、まんまと彼らのビジネスモデルにハマった感じです。
しかし、私達にとっても有益であった事は事実です。
実に面白い方法でした。
次に桂林という都市に行って来ました。
ここも工場視察の一貫です。
桂林という都市は、ご存知の方々も多いと思います。
そう……日本では床の間の掛け軸によくある山水画、その場所が桂林です。
正に、山水画の如く、幾重にも切りたった山々が連なり、幻想的です。
中心市街も湖と川が取り巻く立地に古くから有り、中国の古き良き時代を感じさせてくれる、そんな街並みでした。
中国の沿岸部は山という山がありません。
ここ桂林は、山々が連なっていますので、豊富に木々が手に入ります。
よって、桂林では一次産業としての林業、そしてそれを加工するといった産業が強みな訳です。
私達も、中長期的に木を使った商品開発も進める予定ですので、デザイナーの社長と、「どの様な所まで出来るのか?」を調査すべく、前以て視察に行ったという訳です。
僅か5年~10年程前まで、生産においては国別対抗であったと思います。
例えば、日本で…韓国で…フィリピンで…タイ、マレーシア、そして中国で……
この様な状態でした。
今や国別対抗は、ベトナム、インドネシア、ミャンマーなど広がりつつあります。
一方で、日本国内においても地場産業というものがある様に、中国のどこで何を創るのか?も勝負の分かれ目になって来ています。
私達は、チャイナ+1も進めながら、中国でも1歩深く入り、中国地場産業、それによるネットワークの構築を推し進めて行かなければならないと考えている所です。
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