2014年06月01日
楽しい仕事はない。
皆さん、こんにちは!!
暑いですね。
私は今週、中国出張でしたが、シンセンという所は40℃近い気温でした。
昨日、中国から帰りましたので、それに比べると涼しくは感じますが……。
今日から早くも6月。
これから気温も益々上昇するでしょうし、梅雨へと季節は向かって行く不規則な気候ですので、体をしっかりとケアして参りましょう。
さて、冒頭でも記述しましたが、今週、中国へ行っていました。
毎回、移動の長い中国出張の折りには単行本を持って行きます。
今回、手にした本は、ライフネット生命の岩瀬社長の本でした。
タイトルは「楽しい仕事はない。だから楽しくやる」というモノです。
私も社員達には、「仕事を面白くするのもしないのも自分次第」という話をします。
私自身、幼少の頃から無類の野球小僧でした。
野球が3度のご飯よりも好きで、楽しくて仕方ありませんでした。
仮に、その好きな野球を職業にしていたとしても、心底楽しめたどうか?わかりません。
職業と趣味は違うという話をよくしたものです。
上述の岩瀬社長も「仕事なんてそもそも、楽しくないのが当たり前」というのが前提だと言われています。
更に「少し大袈裟に言えば仕事というのはいつも、面倒なこと、嫌なことの連続です。仕事がつまらない、やりがいを感じられないという人は、まずこの大前提に気付くべき」とおっしゃっています。
「それでも実際には、仕事を楽しんでいる人はいます。」
「この世に楽しい仕事とつまらない仕事があるわけではない。全ての仕事は気の持ちようによって楽しくもなるし、つまならなくもなる」と。
要は自分次第だということです。
「そこに気付かない人は、属している会社の環境が悪いのではないか?と考え、解決を外に求め、転職をしたりします。」
「しかしそういう人は結局、転職先でも自分の仕事に満足できず、つまらないと感じるはずです。何度転職しても同じことの繰り返し。その結果、給料は上がらず、スキルも身に付かず、人間関係も構築できず、益々仕事がつまらなくなるという悪循環」だと。
現在の積み重ねたキャリアを無駄にするのは余りにも勿体ない。
自分自身の考え方や姿勢を変えることが近道であり、仕事を楽しくする唯一の方法なのです。
岩瀬社長は仕事がつまらなくなる原因は以下の6つだと言われています。
逆にいうと、6つのことが解消されれば仕事を楽しんでできるようになる訳です。
①コミュニケーションがうまく取れないから
②自分のスキルが足らないから
③モチベーションが上がらないから
④キャリアプランがうまくいっていないから
⑤プライベートに問題があるから
⑥チャレンジしていないから
以上の6つです。
その中でも一番大事なことは「コミュニケーション」です。
解説として「上司、同僚、部下、他部署の人間、顧客。」
「仕事では様々な人達とのコミュニケーションが必要されます。」
「それがうまくできないと仕事は円滑に進まず、時には誤解を招き、信頼が失墜し、その結果、仕事がつまらなくなってしまうということです。」
コミュニケーションを取るには、これでもか!!という位の「報連相」を的確に行うこととその伝え方だといいます。
まずは、文法として結論を伝える(特に顧客や上司には……)。
そして、論理的(筋道や客観的裏付けをもって……)に伝える。
この2点です。
結論から話すというのは、文法ですので誰しもが実行できます。
論理的思考が苦手という人も少なくはありません。
「しかし、仕事をして行くうえで、ミーティングやプレゼンなど、考えを整理して論理的に話すことができないと、相手に簡単に突っ込まれますし、その場でうまく対処することもできません。」
「これができないのにいきなり話をしようとしても支離滅裂になり、相手にメッセージが伝わるはずがありません」ということです。
論理的思考が苦手な人の対処方法てして、まずは自分の考えていることを全て紙に書き出してみる。
そして、次にそれを文章化してみる。
この様なことを繰り返し行うことで次第に論理的に話ができる様になるということです。
また、最初のうちは重要なミーティングやプレゼンがある場合、想定される質問の答えを予め多岐に亘り準備しておくことも必要だと言われています。
何もかも出たとこ勝負では、信頼されるコミュニティは築けず、結果、仕事をつまらなくしてしまう訳です。
やはり、楽しい仕事、つまらない仕事があるわけではなく、「楽しくするもつまらなくするも自分次第」ということでしょう。
最初から完璧な人は存在しませんが、上述の6つの原因を自身で分析をし、思い当たる部分は自身で解消をし、人生において一番時間を費やすビジネスライフを是非楽しいモノにして頂きたいと思います。
最後に単純作業などでモチベーションが上がらない人達へ。
阪急電鉄創業者、小林一三氏はこうおっしゃっています。
「下足番を命じられたら、日本ーの下足番になってみろ!!そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ」と。
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