2014年09月05日
みらい塾
皆さん、こんにちは!!
早、9月になりました。
今年も残り3分の1ですね。
9月に入り、季節は確実に進んでいる様で、朝晩は涼しいですし、午後7時頃には暗い感じですね。
日中の時間も一時に比べて随分と短くなったものです。
日々の変化は、分かりませんが、着実に季節は変化している様です。
ただ、少し前から見ると気候的にも和らぎいだ事ですし、動きやすくなりました。
大いに活動をして参りましょう!!
さて、話は変わりますが、先般、講演をさせて頂きました。
タイトルは「2代目社長の決断~苦渋の事業転換」です。
当社の本社工場は奈良県香芝市にありますが、そこの商工会、市役所が中心となり、次期社長や起業家達に向けて「みらい塾」と云うモノを開催しています。
そこでご依頼を受け、約2時間余り、上記の講演をさせて頂いたと云う訳です。
因みに、香芝市の市長は中学、高校、大学を通じて40年来の友人です。
彼は、大手民間企業を数社、渡り歩き、ビジネスにおいても見識が深い人物です。
そんな事から、地域産業の振興と起業と云う観点から、上述の「みらい塾」を立ち上げたのでした。
何十名かご参集を頂きましたが、その中で、市長と社長として、対峙しそして、講演をさせて頂いている事に何か不思議な感覚がしました。
何の疑問や不安もなく遊び呆けていた36年前の高校生当時を思い帰すと、今の2人の置かれている立場は容易には想像出来ません。
恐らく2人とも、どこかで「真の気づき」が有り、大きく意識が変わり、それに基づく行動をして来た結果だろうと思います。
改めて、人は崇高な目的意識や志を掲げ、それに突き進めば、劇的に変わるものだと思いました。
自身で自身の限界を作らず、諦めなければ、人には無限の可能性があり、何十歳からでも遅くはないのです。
人も変わって行かなければなりませんが、この変化の激しい時代にあっては、企業は当たり前の様に変化をして行かなければなりません。
ダーウィンの進化論ではないですが、進化したものだけ生き続ける事が許されるのです。
逆説的に云えば、進化して行かなければ生き続ける事は出来ないと云う事になります。
これこそが、企業経営の本質だと考えます。
これはいくら大手と云えども同様です。
1つ例を挙げると、富士フィルムとコダックです。
両社とも、ご存知の様にカメラのフィルムメーカーです。
時代の流れとともに、カメラが急激に普及し、それに伴いフィルムも急激に需要が伸び、隆盛を極めました。
両社ともに認識をして置かなければならない事は、カメラに付く附属品だと云う事です。
所謂、部品メーカーと同様で、その本体が無くなれば、その部品も無くなってしまうと云う事になる訳です。
時代が変わり、カメラがデジタルカメラに進化し、フィルムの需要は激減します。
その時代の変化についていけず、取り残されてしまった会社がコダックです。
故に倒産してしまいました。
一方、富士フィルムは、時代の変化を速やかにキャッチし、今までに培った技術を応用して、別事業に着手します。
それは、化粧品ビジネスです。
成る程、今の時代にマッチしています。
その技術とは、良質のコラーゲンを取り出す技術です。
フィルムには、写真の劣化を防ぐ為、コラーゲンを使用するそうです。
その技術を横展開したのです。
方や、時代の変化とともに終わり、方や時代の変化を捉え進化された結果です。
サンスターも同様です。
元々は自転車部品のスポークを中心に製造をされていました。
部品メーカーです。
その商品の中に接着剤がありました。
自転車市場が衰退して行く時代の変化の中で、サンスターは、その接着剤をチューブに入れると云う技術を応用して、チューブ入りの歯みがき粉を造りました。
その後の隆盛は皆さんがご存知の通りです。
この様に時代は必ず変化します。
企業はその時代の変化を早くキャッチし、進化をして行かなければならないのです。
そして何よりも、それを推し進めて行く人が、まず変化しなくては企業の進化も絵に描いた餅に終わってしまいます。
企業は、今までの延長線だけではなく、事業を進化させることこそが本質であると云う事を再認識をして、大局観を以て仕事に挑んで参りましょう!!
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