2014年12月05日
内発的動機
皆さん、こんにちは! いよいよ12月に入りました。 12月になった途端、季節を合わすが如く、急に寒くなって来ました。 インフルエンザも流行っていると云います。 急激な気候の変わり目、お身体をご自愛下さいませ。 さて、今週は先週ご案内させて頂きました様に「なぜか結果が出ない管理職の7つの間違い」という小冊子から話を進めたいと思います。 まず、1つ目は、「管理職の喜びは高い給料だ」こう考えるのは間違いであると指摘されています。 厳密に云えば自身のモチベーションの1つとしての側面はあるものの、それだけの考えでは駄目ですと言われています。 筆者は課長を対象にアンケートを取られたそうです。 その質問は課長になって大変な事と嬉しかった事は何ですか?というモノです。 それぞれの回答ベスト3は以下の通りでした。 (課長になって大変な事) 1.部下をまとめられない。指示を出して動かす事が出来ない。 2.上から怒られる。いつも矢面に立たされる。 3.とにかくやる事が多く忙しい。それなのに残業代がつかない。 (課長になって嬉しかった事) 1.少しではあるが給料が上がった。 2.顧客企業のキーパーソンと会いやすくなった。 3.家族が喜んでくれる。 この様な結果だったそうです。 筆者は管理職の真のやりがいに気づいていないと感じ内容を整理し「やる気を構成する2つの要素」について述べられています。 1つは外発的な動機(外から与えられる動機)で、昇進、昇給、上司や顧客からの評価など。 2つ目は、内発的な動機(内から生じる動機)で、仕事の結果そのものから生じる達成感、充実感、面白さなど。 そしてそれは、自身の成長(給料などではなく内面的成長)の為にという部分と顧客、部下、組織など他人の為にどれだけの事をしてあげられるのか?という他人本位という考えから生じる動機でなくてはならないとしています。 外発的動機も内発的動機も両方必要です。 ただ、特に管理職ともなれば、外発的動機だけではやる気にムラが出るという事では最終的に、管理職として結果が出ないという事になる訳です。 会社に勤めている以上、上司が変わったり、それによって評価も変わる場合もあります。 業績の変動もつきものです。 給料などが上がればやる気がアップ、下がればダウン、これでは皆さんのやる気は外から与えられたモノ次第という事になります。 自分のやる気は周りの人次第、これでは余りにも淋し過ぎます。 生きる情熱はやはり自身でコントロールしたいモノです。 それには、外発的動機によりも増して内発的動機を見い出し精力を傾ける。 部下の成長する喜び‥‥我が子が成長する喜びと同じです。 親は見返りを求めません。無条件です。 部下を育て一緒になって大きな成果をあげる‥‥。 大きな成果をあげ会社に貢献する‥‥。 お客さんに期待以上の成果物を提供し、喜んでもらう‥‥。などなど。 成功されたビジネスパーソンや苦しい境遇を乗り越えた社長達のやる気の源泉は、顧客の為に、世の為に、人の為に、部下の為に、家族の為になど内発的な動機が彼らを突き動かし成果を上げるに至っています。 決して外発的動機や自身の為だけではないのです。 それでは大きな成果は得られないのです。 内発的な動機が、体内エネルギーを燃やし、成果に導き、仕事の達成感、充実感、成長感を生み出す事になると筆者は言われています。 それを繰り返せば自ずと評価も社内外的にあがり、給料もあがり、外発的動機も自ずとついてくるものだと思います。
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