2015年01月04日
2015年乙未
皆さん、新年明けましておめでとうございます。
いよいよ2015年の幕開けです。
また新たな気持ちを持って、そしてお身体には留意を頂き、本年も頑張って参りましょう??
さて、本年は「未」の年です。
これは十二支で云う所の干支で一般的に用いられています。
古代中国では天空の方角を12に分け、それぞれの方角の記号として動物の名前をつけ、十二支としたそうです。
また、数を数える必要性が生じ、最初に用いられたのは人の指だと云います。
人の指は10本ありますが、そこから派生して出来たモノが十干(じっかん)だそうです。
本来、干支の由来は、十二支の「支」、十干の「干」、これを2つ合わせたモノだそうです。
十干には、甲(きのえ)、乙(きのと)、丙(ひのえ)、丁(ひのと)、戊(つちのえ)、己(つちのと)、庚(かのえ)、辛(かのと)、壬(みずのえ)、癸(みずのと)とあるそうです。
十二支と十干を合わせると60種類あります。
これが一回りすると、自身の産まれた年に戻ります。
これを還暦と云うのだそうです。
昭和初期、小学校の評価制度は、甲乙丙丁(こう、おつ、へい、てい)でした。
また、「甲乙つけ難い」などとも云います。
これらは、十干から来るモノだと思います。
因みに、甲子園球場は、大正13年8月1日に完成をしました。
これは奇しくも十干十二支の最初の年である「甲子(きのえね)」の年で、縁起が良い事から、その名を付けたそうです。
前段が長くなりましたが、十干十二支で云うと本年は「乙未(きのとひつじ)」で甲子から始まる60ある組み合わせの32番目にあたります。
では、その云われからどの様な年なのでしょう?
乙は、いかに抵抗力が強くとも、それに屈せず弾力的に雄々しくやって行く事を意味します。
未は、枝葉の繁栄を表すそうですが、生茂ると暗くなると云う事の暗示もある様です。そして、自身の固定観念に振り回されるのではなく、自身の在り方を見つめ直し、筋の通った行動をすべし、と云う事だそうです。
従って「乙未」は、昨年までの煩わしい事や良くない事に思い切って見切りをつけ、後ろめたい言動を慎み、真実、法則、道を明らかにし、明るく公明正大に進むのが良し、と云う事だそうです。
そういった年回りですので、今一度、自分自身を見つめ直し、改める所は改め、自身の進むべき道を見極め、明るく堂々と歩む、そんな年の様な気がします。
私も今一度見つめ直したいと考えています。
末筆に、吉田松陰の言葉をご紹介します。
吉田松陰はご存知の通り、長州藩士で明治維新の精神的指導者、教育者です。
松下村塾を創り、高杉晋作、久坂玄瑞を始め幕末維新の指導者を多く育てた方です。
「夢なき者に理想なし
理想なき者に計画なし
計画なき者に実行なし
実行なき者に成功なし
故に、夢なき者に成功なし」
と云う言葉です。
「志を立てて万事の源となす」松陰らしい言葉だと思います。
新年にふさわしいと考えご紹介させて頂きました。
何かの参考にして頂ければ幸いです。
本年におきましても、どうぞよろしくお願い申し上げます。
そして皆様にとりまして良き年になります様に‥。
最新の記事
-
2018年07月06日
働き方改革 PART2 -
2018年06月22日
考え方プラス?マイナス? -
2018年06月08日
働き方改革⁈ -
2018年05月25日
振り返り……⁈ -
2018年04月13日
脈々と…… -
2018年04月06日
リーダーに必要な5つの資質⁈ -
2018年03月23日
ドラッカー 5つの質問⁉︎ -
2018年03月16日
ドラッカー流 時間管理術 -
2018年03月09日
ラクして速く成果を挙げる⁉︎ -
2018年02月23日
チームとしての部下育成 -
2018年02月09日
強くなるアマチュアスポーツの理由⁈ -
2018年01月27日
課題と問題の違い?? -
2018年01月12日
新春 決意‼︎ -
2017年12月22日
2018年 捨てる→進化→継続成長 ⁉︎ -
2017年12月08日
個と組織の力を伸ばす‼︎ -
2017年11月24日
飽くなきチャレンジ‼︎
年月アーカイブ
- 2018年7月 (1)
- 2018年6月 (2)
- 2018年5月 (1)
- 2018年4月 (2)
- 2018年3月 (3)
- 2018年2月 (2)
- 2018年1月 (2)
- 2017年12月 (2)
- 2017年11月 (2)
- 2017年10月 (1)
- 2017年9月 (3)
- 2017年8月 (1)
- 2017年7月 (2)
- 2017年6月 (3)
- 2017年5月 (2)
- 2017年4月 (4)
- 2017年3月 (4)
- 2017年2月 (4)
- 2017年1月 (4)
- 2016年12月 (4)
- 2016年11月 (4)
- 2016年10月 (4)
- 2016年9月 (5)
- 2016年8月 (4)
- 2016年7月 (5)
- 2016年6月 (4)
- 2016年5月 (4)
- 2016年4月 (5)
- 2016年3月 (4)
- 2016年2月 (4)
- 2016年1月 (5)
- 2015年12月 (4)
- 2015年11月 (4)
- 2015年10月 (5)
- 2015年9月 (4)
- 2015年8月 (4)
- 2015年7月 (5)
- 2015年6月 (5)
- 2015年5月 (4)
- 2015年4月 (4)
- 2015年3月 (3)
- 2015年2月 (4)
- 2015年1月 (5)
- 2014年12月 (4)
- 2014年11月 (4)
- 2014年10月 (4)
- 2014年9月 (5)
- 2014年8月 (4)
- 2014年7月 (5)
- 2014年6月 (5)
- 2014年5月 (4)
- 2014年4月 (4)
- 2014年3月 (4)
- 2014年2月 (3)
- 2014年1月 (5)
- 2013年12月 (4)
- 2013年11月 (5)
- 2013年10月 (4)
- 2013年9月 (4)
- 2013年8月 (4)
- 2013年7月 (5)
- 2013年6月 (5)
- 2013年5月 (4)
- 2013年4月 (4)
- 2013年3月 (5)
- 2013年2月 (4)
- 2013年1月 (4)
- 2012年12月 (4)
- 2012年11月 (5)
- 2012年10月 (4)
- 2012年9月 (4)
- 2012年8月 (5)
- 2012年7月 (5)
- 2012年6月 (4)
- 2012年5月 (4)
- 2012年4月 (5)
- 2012年3月 (4)
- 2012年2月 (4)
- 2012年1月 (4)
- 2011年12月 (5)
- 2011年11月 (3)
- 2011年10月 (4)
- 2011年9月 (4)
- 2011年8月 (4)
- 2011年7月 (5)
- 2011年6月 (4)
- 2011年5月 (4)
- 2011年4月 (5)
- 2011年3月 (4)
- 2011年2月 (4)
- 2011年1月 (4)
- 2010年12月 (4)
- 2010年11月 (4)
- 2010年10月 (5)
- 2010年9月 (5)
- 2010年8月 (3)
- 2010年7月 (5)
- 2010年6月 (4)
- 2010年5月 (4)
- 2010年4月 (5)
- 2010年3月 (4)
- 2010年2月 (4)
- 2010年1月 (4)
- 2009年12月 (4)
- 2009年11月 (4)
- 2009年10月 (4)
- 2009年9月 (4)
- 2009年8月 (4)
- 2009年7月 (5)
- 2009年6月 (4)
- 2009年5月 (5)
- 2009年4月 (4)
- 2009年3月 (3)
- 2009年2月 (2)
- 2009年1月 (3)
- 2008年12月 (3)
- 2008年11月 (2)
- 2008年10月 (3)
- 2008年9月 (3)
- 2008年8月 (3)
- 2008年7月 (2)