2016年07月08日
チームワーク ~機を見るに敏~
皆さん、こんにちは‼
しかし暑いですね。
7月に入った途端、大阪では梅雨明けをしたかの様な暑さが続いています。
特に今週は35℃を超える猛暑日が何日かありました。
この調子ですと、気象庁がいう様に、今年は酷暑になるかもしれませんね。
そして‥‥‥‥‥‥今週は、辛く、やるせなく、腹立たしいニュースが入ってきました。
バングラデシュ、ダッカでのテロ事件です。
多くの人達が、またもやテロの犠牲となってしまいました。
この様な報道を聞くに連れ、「世の為人の為」に頑張っている方々が何故?犠牲にならなくてはならないのか?‥‥‥とテロに対する憤りと世の無常を感じてしまいます。
亡くなられた方々の無念さを思うと、悔しくてなりません。
衷心よりお悔やみ申し上げます。
テロの脅威は世界に拡散していっている感は否めませんが、テロに屈する事なく、二度とこの様な悲惨な事件が起こらない様、早期撲滅に向け、国際協調をして行かなければならないですね。
さて、話は変わりますが、先週のブログでも書かせて頂きましたが、やはり円高圧力が強まっている感じがします。
市場において、目利きのある企業などは、早くも円高還元セールを実施している所もある様です。
実質賃金が上がらない今、還元セールは私達が生活をする上で、僅かでも楽になり、そして個人消費の伸びに繋がるかもしれません。
そう考えると、現代の日本経済にあって、円高はデメリットだけではないのです。
賛否両論あるとは思いますが、寧ろプラス要因の方が多いのかもしれません。
いずれにせよ、このタイミングで円高還元セールを行うという事は、正に「機を見るに敏」‥‥‥という感じがします。
この言葉の意味は、好機を見極めるのが早く、行動がすばやい‥‥‥‥という事です。
好機は、そうそう何回もやって来るものではありません。
「ここぞ!」というタイミングの時に、チーム一丸となって、一気呵成に攻めて行かなければならないのです。
私達の会社においても、正に今、その時です。
従って、各々の考え方や行動において、属人化やバラつきがあっては駄目です。
会社の方針・方向性に沿って、チームワークの下、最短の時間、最短の道程で、目的地に駆け上がらなければなりません。
チームワークを害する属人化の特徴として、情報の共有が出来ていない(報告・連絡・相談)‥‥‥前後工程への配慮が足りない‥‥‥‥という事が挙げられます。
要は、周りへの情報共有が成されていない‥‥‥又は会社方針や方向性と違う為、何故か?自身だけバタバタしている‥‥‥‥こういう事はよくある訳ですが、その原因の多くは、前後工程への情報共有不足や自身が行う成果物の質の低さからきている‥‥‥‥こういう事です。
仕事を形成している概念は2つです。
①自身のパートを完璧にする事
②チームワーク
この2つです。
まずは、自身が受け持っている仕事を完璧にしなければなりません。
その質が低いと前後工程への方々に迷惑を掛け、その後始末に誰かが、時間と労力を割かなければならない事になります。
これでは、「その仕事を任せられない」という事になり、中々、相互の信頼関係を構築する事は難しく、チームワークは築けません。
例えば、野球において、各々のポジションは、それぞれが責任をもって守っています。
1度や2度のエラーならまだしも、そのポジションにボールが飛べばエラーをする‥‥‥‥‥こんな事ではチームワークもあったものではないですよね。
従って、まずは自身が与えられたポジション、守らなければならないポジション‥‥‥これはしっかりとその責任を果たす事‥‥‥これが仕事の基本です。
そして、何か問題が発生してからの相談ではなく、ある程度、課題を予想して、エラーする前に「事前相談」をしておく‥‥‥これも自身のポジションを守る上では、基本的な情報発信の考えとなります。
野球においても、野手はボールが飛んで来てから動くのではありません。
キャッチャーのサイン、構える位置などの事前情報を配慮して、野手達はピッチャーが投げる前に、守る準備を始め、動き出します。
仕事も同様で、自身に来てからではなく、前後工程に配慮する事で仕事がスムーズに流れるのです。
前工程の人が、自分に仕事をし易い様に、精度の高い成果物と情報を渡してくれる‥‥‥‥そして自分もまた、後工程の人に精度の高い成果物と情報を渡す‥‥‥‥‥‥この様に、前後工程への配慮をする‥‥‥‥‥各々がこの様な仕事を心掛ける事で、短時間で質の高い成果物を作り上げる事ができ、相互の信頼関係も構築され、チームワークが形成されて行くのです。
仕事は人対人が生み出すものです。
そして自分1人では、 全ての工程や関節業務、財務、総務、人事に至るまで行う事は不可能です。
これは社長といえども同様です。
だから、属人化しないチームワークが大切なのです。
前後工程が忙しければ、一緒に手伝う‥‥‥自分の仕事が忙しければ、素直に感謝して手伝ってもらう‥‥‥‥この協働意識がチームワークの基礎になります。
その為には日常のコミュニケーションも大切という事は言うまでもありません。
真のチームワークとは、各々が持ち分のポジションをまずしっかりと守る‥‥‥‥そして前後工程への情報共有と配慮により、機を見るに敏に行動し、質の高い成果物を提供する‥‥‥‥‥それが相乗効果を生み、連帯感・一体感を生み、そして、短時間で且つ短い道程で、自分達を目的地まで連れて行ってくれるものなのです。
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