2016年11月04日
検証
皆さん、こんにちは‼
今週は天候こそ良かったものの、一段と季節が進んだ感じがします。
ただ、最早11月ですので、これ位の気候が寧ろ普通なのかもしれません。
身体を慣らす間もなく、季節が進んで行く感じは否めませんが、体調管理には気をつけて参りましょう。
さて、話は変わりますが、仕事を進めて行く上での重要なプロセスの1つに「検証」があります。
仕事の出来る人は総体的に、この「検証」というプロセスを非常に大事にされています。
仕事を進めて行く場合、失敗は付き物です。
しかし、失敗をした場合、一度立ち止まって「何故?失敗したのだろう」→「どうすれば失敗しなかったのだろう?」という検証作業が必要です。
または、上司やお客様から叱責された場合、「何故?怒られたのだろう」→「どう対処すれば良かったのだろう?」‥‥‥これも立派な検証です。
日々、様々な仕事において、そこを意識し、検証プロセスをその都度される方は、徐々にスキルアップがなされて行き、二度同じ過ちは繰り返す事をしませんし、仕事が出来る人になって行く訳です。
逆にそこを、自身の仕事の検証ではなく、他人のセイにしてしまったり、流してしまったりすると、仕事や人間関係において、同じ過ちを繰り返してしまう事になり、スキルアップは遅く、中々、仕事の結果もままならない‥‥‥‥なんて言う事になってしまいます。
まずは、これら日々の仕事における「検証」を繰り返し、仕事の結果を出せる人物になって行かなくてはなりません。
従って、私自身、この「検証」というプロセスを何よりも重要に考えています。
チームリーダーは勿論の事、各人においても、「問題発覚の時→都度検証」「目標管理の場合→PDCA月1度検証」は自発的に実施しなくてはなりません。
このような言葉があります。
「平凡な経営者ほど慎重に決断して、雑に検証する」
裏を返せば、「優秀な経営者は大胆に決断をして、慎重に検証をする」という事です。
これは何も経営者だけではなく、仕事をする全ての人達に共通しています。
仕事は日々刻々と変化をします‥‥‥‥
現在は時代の変化は急激です‥‥‥‥‥
従って、定期的に立ち止まり、現状を分析、把握し「今のままの政策でいいのか?」「次善策で行くのか?」を検証して、進まなくてはならないのです。
過ぎ去ってしまった時間は取り戻す事は出来ません。
しかし、現状の数値や出た結果は、過去に自分達がして来た活動の証です。
「どのような方針に基づき、どのような政策・戦術を打ち出し、具体的にどのような活動をして来たのか?」‥‥‥‥‥‥‥‥‥現状の数値は、これらの結果なのです。
従って、これらを検証せずに進むという事は、現状政策の延長線という事になり、それで結果が伴っていれば問題は無い訳ですが、結果が出ていない場合、検証せず、そのまま進めても結果は同じ事になってしまうのがオチなのです。
かの楽天の創業時の経営理念は「確認→検証」だったと思います。
その当時から三木谷さんは仕事において、一番重要なのは「検証」であるという事が分かっていた訳です。
検証なくして改善なし
検証なくして自己成長なし
検証なくして企業成長なし
現在の楽天の成功コンセプトは‥‥‥‥‥‥‥
①仮説→実行→検証→仕組化
属人的ではなく、検証し、良いものは、マニュアル化・仕組化して、業務として誰もが出来るようにならなくてはならない。
②スピード‼スピード‼スピード‼
重要なのは他社が1年掛かる事を1ケ月でやり遂げるスピードである。
2年も3年も掛かっては意味がない!
成し遂げる期限が重要である。
全く以ってその通りです。
検証をし、改善策を講じれば、いち早く具現化をしなければ意味がありません。
何年も結果が出ない‥‥‥‥‥という事は「検証」が出来ていないという事です。
PDCAと一般に言われますが、目標設定、目標管理の場合、私自身、以下のプロセスで行わなければならないと考えています。
①検証
これは現状把握をする為の検証です。
②課題抽出
売上はどうか?個別にはどうか?時系列ではどうか?利益率はどうか?品質管理はどうか?納期管理はどうか?生産管理はどうか?などなど、数多あります‥‥‥‥
③目標設定
課題における各々の目標設定です。
④課題解決、目標達成の為の具体的戦術
⑤P(期限付き.デッドライン付き計画)
⑥D(期限付き.デッドライン付き実行)
⑦C(検証‥④が上手く機能しているかの検証)
⑧A(改善策‥④のブラシュアップか?戦術変更)
まず、目標設定をする前に、徹底した現状把握‥‥検証が不可欠です。
これを取り間違えると、課題も戦術も的はずれになってしまいます。
目標に向かって仕事を進める時、現状把握の「検証」、戦術の「検証」‥‥この2つの検証が成否のポイントだと考えます。
多くの中小企業の人達は、この検証プロセスを重要視していない感じがします。
それでは、自己の成長もなく、結果も伴いません、
チームリーダーは、戦術立案者でなければなりませんので、検証は当たり前にしなくてはなりませんが、個々においても、自発的に自身の仕事の検証をするようにしてください。
それを続けると必ずスキルアップしている自分に逢える事でしょう‼
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