2017年09月01日
ペットトーク⁈
皆さん、こんにちは‼︎
残暑厳しいとはいえ、朝晩は一時に比べて過し易くなって来たのではないでしょうか?
今日から早くも9月………日中の厳しい暑さももう少しの我慢ですね。
さて、話しは変わりますが、「ペットトーク」と言う言葉をご存知でしょうか?
ペットトークとは、
元来、スポーツの試合前、監督やコーチ、キャプテンなどが、選手が本番で最高のパフォーマンスを発揮する為に行うショートスピーチの事です。
アメリカでは人を励ます事が当たり前に行われており、ショートスピーチは浸透しているのが現状です。
一方日本では、励まし方があまり上手ではなく、どうやって部下や社員を励ましたらいいのか分からない……という経営者や管理者が多いのが実情です。
変化の激しい時代……利己主義傾向……また、ゆとり世代の社会進出……このような時代の流れから、「ペットトーク」が注目を浴び、モチベーションアップに役立てようとする動きが盛んになって来ています。
先般、この「ペットトーク」についての記事を目にしましたので、ご参考までにご紹介します。
【ペットトーク5つのルールと4つのステップ】
《5つのルール》
① ポジティブな言葉を使う
ミスするな!契約を落とすな!などのネガテイブな言い方は萎縮してしまいます。
② 短い言葉を使う
長々と話すのではなく、出来るだけ短い言葉で相手に刺さる言葉が効果的です。
③ 分かりやすい言葉を使う
難しい言葉や横文字ではなく、誰でも理解出来る分かりやすい言葉を使うのがペットトークのルールとなっています。
④ 一番言って欲しい言葉を使う
上司目線で伝えるより、相手目線に合わせて言葉をチョイスするようににしてください。
⑤ 相手の心に火をつける本気の関わりで対峙する
「本当に成功して欲しい」「本当に良くなって欲しい」「変わって欲しい」という本気の気持ちを持って対峙しましょう。
《4つのステップ》
⑴ 受容……事実の受け入れ
緊張や不安に包まれる事が多い仕事。
相手の感情、状況を受け入れてあげる。
「緊張するよね。私も若い時はそうだった」
「最初から仕事が出来る人はいないよ」
⑵ 承認……捉え方変換
発想を変え、あるものに目を向け、気づきを与え、やる気に火をつける。
「緊張するのは当たり前、本気の証拠だよ」
「俺達には絶対に勝つというチームワークがある」
(3) 行動……して欲しい変換
行動の指示は「して欲しくない事」から「しよう」に変換し、相手に成功をイメージさせる。
「ミスするな」→「ベストを尽くそう」
「失敗をするな」→「活動をしよう」
⑷ 激励……背中のひと推し
最後に熱い言葉や優しい言葉で相手の背中を押してあげる。
「さぁ、行って来い」
「一人じゃない、皆んながついている」
以上のように、4つのステップには受容→承認→行動→激励があります。
これらルールやステップ……については上司や上位概念を持ち合わせている人が、部下や同僚に行うヤル気スイッチです。
しかし、このペットトークは冒頭お話ししましたように、試合前の励まし………という事でした。
従って、部下や社員達も最低限のルールとして、試合に臨む気持ちだけは持ち得て置かなくてはなりません。
「試合に出たくないな……」「どうせ俺は補欠だから……」などのネガテイブ発想を抱いていたのでは、幾ら上司がペットトークをしても気持ちの昂りが起こる事はありません。
現代の仕事事情で言うと、今まで行っていた業務の変更や見直し、業務精度の改善、スピードアップ、職種の変更や2つ以上の職種を受け持つ多機能工は、当たり前になっています。
はたまた大きくは事業転換という事もある時代です。
それらに対し臨機応変、柔軟な姿勢で臨む事はしなくてはなりません。
「○○だから出来ない……」これも上記のペットトークからするとネガテイブな言い方、発想です。
それを変換して、「○○なら出来る……」「すると為にこのようにしよう!」……試合に臨む者として、このようなポジティブ発想は持たなくては、幾ら上司がペットトークをしても、ヤル気スイッチにはならないのです。
変化のある時代で大変だとは思いますが、まずはどのような試合でも、
ポジティブに前向きに臨む各々の姿勢…………
それを受けて、
上司はドンと背中を押しフォローをしてあげる………
このような形が仕事における相互の信頼関係の構築となり、チームワークが向上するのだと考えます。

最新の記事
-
2018年07月06日
働き方改革 PART2 -
2018年06月22日
考え方プラス?マイナス? -
2018年06月08日
働き方改革⁈ -
2018年05月25日
振り返り……⁈ -
2018年04月13日
脈々と…… -
2018年04月06日
リーダーに必要な5つの資質⁈ -
2018年03月23日
ドラッカー 5つの質問⁉︎ -
2018年03月16日
ドラッカー流 時間管理術 -
2018年03月09日
ラクして速く成果を挙げる⁉︎ -
2018年02月23日
チームとしての部下育成 -
2018年02月09日
強くなるアマチュアスポーツの理由⁈ -
2018年01月27日
課題と問題の違い?? -
2018年01月12日
新春 決意‼︎ -
2017年12月22日
2018年 捨てる→進化→継続成長 ⁉︎ -
2017年12月08日
個と組織の力を伸ばす‼︎ -
2017年11月24日
飽くなきチャレンジ‼︎
年月アーカイブ
- 2018年7月 (1)
- 2018年6月 (2)
- 2018年5月 (1)
- 2018年4月 (2)
- 2018年3月 (3)
- 2018年2月 (2)
- 2018年1月 (2)
- 2017年12月 (2)
- 2017年11月 (2)
- 2017年10月 (1)
- 2017年9月 (3)
- 2017年8月 (1)
- 2017年7月 (2)
- 2017年6月 (3)
- 2017年5月 (2)
- 2017年4月 (4)
- 2017年3月 (4)
- 2017年2月 (4)
- 2017年1月 (4)
- 2016年12月 (4)
- 2016年11月 (4)
- 2016年10月 (4)
- 2016年9月 (5)
- 2016年8月 (4)
- 2016年7月 (5)
- 2016年6月 (4)
- 2016年5月 (4)
- 2016年4月 (5)
- 2016年3月 (4)
- 2016年2月 (4)
- 2016年1月 (5)
- 2015年12月 (4)
- 2015年11月 (4)
- 2015年10月 (5)
- 2015年9月 (4)
- 2015年8月 (4)
- 2015年7月 (5)
- 2015年6月 (5)
- 2015年5月 (4)
- 2015年4月 (4)
- 2015年3月 (3)
- 2015年2月 (4)
- 2015年1月 (5)
- 2014年12月 (4)
- 2014年11月 (4)
- 2014年10月 (4)
- 2014年9月 (5)
- 2014年8月 (4)
- 2014年7月 (5)
- 2014年6月 (5)
- 2014年5月 (4)
- 2014年4月 (4)
- 2014年3月 (4)
- 2014年2月 (3)
- 2014年1月 (5)
- 2013年12月 (4)
- 2013年11月 (5)
- 2013年10月 (4)
- 2013年9月 (4)
- 2013年8月 (4)
- 2013年7月 (5)
- 2013年6月 (5)
- 2013年5月 (4)
- 2013年4月 (4)
- 2013年3月 (5)
- 2013年2月 (4)
- 2013年1月 (4)
- 2012年12月 (4)
- 2012年11月 (5)
- 2012年10月 (4)
- 2012年9月 (4)
- 2012年8月 (5)
- 2012年7月 (5)
- 2012年6月 (4)
- 2012年5月 (4)
- 2012年4月 (5)
- 2012年3月 (4)
- 2012年2月 (4)
- 2012年1月 (4)
- 2011年12月 (5)
- 2011年11月 (3)
- 2011年10月 (4)
- 2011年9月 (4)
- 2011年8月 (4)
- 2011年7月 (5)
- 2011年6月 (4)
- 2011年5月 (4)
- 2011年4月 (5)
- 2011年3月 (4)
- 2011年2月 (4)
- 2011年1月 (4)
- 2010年12月 (4)
- 2010年11月 (4)
- 2010年10月 (5)
- 2010年9月 (5)
- 2010年8月 (3)
- 2010年7月 (5)
- 2010年6月 (4)
- 2010年5月 (4)
- 2010年4月 (5)
- 2010年3月 (4)
- 2010年2月 (4)
- 2010年1月 (4)
- 2009年12月 (4)
- 2009年11月 (4)
- 2009年10月 (4)
- 2009年9月 (4)
- 2009年8月 (4)
- 2009年7月 (5)
- 2009年6月 (4)
- 2009年5月 (5)
- 2009年4月 (4)
- 2009年3月 (3)
- 2009年2月 (2)
- 2009年1月 (3)
- 2008年12月 (3)
- 2008年11月 (2)
- 2008年10月 (3)
- 2008年9月 (3)
- 2008年8月 (3)
- 2008年7月 (2)

各種資料ダウンロード
お問い合わせ・無料相談


